Eddie Hazel / Rest In P (Purple Hazel)

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Eddie Hazel / Rest In P (Purple Hazel)

私は「ジミヘンだけ」の人とはあまり関わってはいけないと思いますが、「ジミヘンとエディ・ヘイゼル」を挙げる人であればどんどんお勧めの音楽を教えてもらったりCDを借りさせてもらったりするべきだと思います。

こちらは92年に逝去したファンカデリックの最重要ギタリストであるエディ・ヘイゼルの未発表曲集です。市場にはPurple Hazelで出回っているようですが、せっかく意味深ないいタイトルがついているのでこちらで紹介したいと思います(PはもちろんP-FUNK周りのPでしょう)。

FUNKをほざく上で必ず出てこなければならないのがジョージ・クリントン率いるP-FUNK軍団であり、パーラメントとエディが参加していたファンカデリックというユニットです。サイケ色が強いロックよりのファンクミュージックを展開した彼らのサウンドや、宇宙との繋がりを意識する思想はのちのテクノ・ミュージックの誕生とも関わりが非常に深く、音楽が好きであれば聞いておきたいところだと思われます。

エディ自身ジミ・ヘンドリックスの影響を多分に受けており(トラック3のサブタイトルPurple Hazelはジミヘンの名曲Purple HazeとEddie Hazelを組み合わせた造語)、サイケなギターサウンドを得意としますがサウンド自体は全く異なりFUNKを背負ってきたエディのほうはグルーヴに満ちており自然と体が揺さぶられます。

こちらのCDは未発表曲集ということになってますが、ファンクのインストCDでは個人的にこれ以上のものを知りません。CD前半のそこらじゅうに見られる独特の「ハズシ」や「ズッコケ」は美学と言ってもいい出来で、今まで触れたことの無い曲の構成に卒倒されます。さらに実感させられるのがエディのギターの実力、サイケなワウギターは、ファンクの時はリズムで弾き、時にぐっとためる。涙を誘うスローナンバーのときはまさに口でメロディを歌うように流れるように弾いてくれます。

CDの帯には「全身の細胞で聞け」なんてでかでかしく書いており、ビクター広報の熱いスピリッツを感じることができます。個人的にはよく言う「墓場に持って行きたい」系の感慨深い一枚です。(Amazonのリンクを見たら47934円でさすがに笑いました)エディ・ヘイゼルを深く知りたいのであればファンカデリック作品を聞くのが一番早いと思われます。

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